さて、今回はちょっと趣向を変えてメバルのルアー釣り、
「メバリング」のタックルについて、これから始める方向けに
お話したいと思います。まずはロッドから。
いきなりで何ですが、メバリングは…
面白い!
メバルは…
はぁ…可愛い!!
以上、私がメバリングをやる主な理由でした!
あっ、もちろん食べても美味しいですよw
さて、脱線は最小限に。ここからが本題!
メバリングロッドについて。
「最初の1本は」どんなものを選べば良いのか?
◆メバリング用ロッドの長さは?◆
7フィート弱~7フィート6インチ辺りが一般的です。
7フィート6インチが最も色んな状況に対応出来る
バーサタイルな長さと言われますが、
とりあえず足場の良い漁港周りとかで
手軽にメバリングを始めてみたい場合などは
少し短めの7フィート前後でも充分です。
◆チューブラーかソリッドか?◆
メバルロッドの種類は大きく分けて
- チューブラーティップ
- ソリッドティップ
この2つがあります。
「ティップ」とはロッドの穂先部分の事です。
それぞれの主な特徴は次の通りです。
◎チューブラー
- 穂先部分が中空になっている。(ロッド全体が中空)
- ソリッドに比べ穂先は太く、張りがある。
- 張りがある分、ルアーにアクションを付けやすい。
- ソリッドに比べ張りがあり軽い為、感度が良い。
- 魚のバイト(あたり)を感じて掛けるタイプ。
◎ソリッド
- 穂先部分が無垢になっている。(穂先以外は中空)
- チューブラーに比べ穂先が細く、しなやかに曲がる。
- 魚の食い込みに穂先が追従しやすく、針掛かりさせ易い。
- チューブラーに比べ感度はやや劣る。
- 「掛ける」というより「乗せる」といった感じ。
ちなみに、ソリッドティップのロッドは
このようにソリッド部分が白く塗装されている場合が
多いですね。画像ではソリッド部分が
やたら太く見えますが、気のせいですw
実際はちゃんと細いです。
本来はチューブラー、ソリッド両方を
釣り方によって使い分けてやるのが一番
良いのですが、今からメバリングを始めるんで、
まず最初の一本はどっち?と、聞かれれば…
とりあえずはソリッドティップをオススメします。
あくまで「とりあえず」です。理由としては、
まずは使うルアーです。メバリングにおいて
最もよく使われるリグといえば
画像の様な「ジグヘッドリグ」です。ちなみにコレは
0.9gのジグヘッド+ワームで実測1.3g程度です。
使うジグヘッドの重さは私の場合、0.5g~2.5g位。
一番使うのが0.9g~1.5gで、その日のメバルの
居るタナに合わせてジグヘッドの重量を変えていきます。
使い方は基本的に「投げてゆっくり巻くだけ」です。
この、所謂「巻きの釣り」においてソリッドティップは
その「しなやかさ」からバイトを弾きにくく、より深く
喰い込ませて針掛かりさせやすいといった特性があります。
特に喰いが渋い(浅い)時などは、チューブラーでは
乗らないがソリッドなら乗るといった事はよくあります。
なので、「とりあえずメバル釣ってみたい!」方は
ソリッドティップのロッド+ジグヘッドリグで
始めてみるのが良いでしょう。
ただ、ソリッドもチューブラーもそれぞれに得手不得手が
ありますので、「掛ける」が好きか「乗せる」が好きか、
結局はどちらのスタイルが好みかで選んでも良いと思います。
理想を言えば、やはり両方持ってるのがベストですが、
どうせメバリングにハマってしまえば、後は
自動的に次々とタックルが生えて増殖しますんで
最初から両方揃える必要はありませんw
※タックル増殖は自己責任でお願いします。
◆どの価格帯のロッドを選べばいいのか?◆
結論から言えば、最初は…
安いのでOK!
もちろん、いきなり高いタックルを揃えても
いいんですが、まずはメバルを釣ってみないと
ハマるかどうかは人それぞれなので、
ロッドとリールはそこそこ安いので揃えて
浮いた予算をルアーや備品などに充てると
良いでしょう。
まぁ、どうせメバリングにハマってしまえば、後は
自動的に次々と高級タックルが…(以下略)
※あくまで自己責任でお願いします。
また、高級品まではいらないけど、それなりに
きちんとしたパーツ構成で作られており、
充分な性能をもったロッドで始めたいという方は
店頭での販売価格でいえば、大体
15000円前後~20000円辺りのロッドを
オススメします。
この価格帯の辺りからロッドも軽量で
重量バランス、キャストフィール、操作性等、
全体の性能がグンと向上してきます。
では、安いロッドとはどの位かと言えば
大体5000円前後からになります。
大き目の釣具店ならば、入門用として
大抵は置いています。もし無ければ
通販でもいいでしょう。中には型落ち品や
モデルチェンジ直前などの「やや高額」の
製品が半額近くで売っている場合があるので、
年式を気にしないのであれば、そういった
モデルを狙うのも面白いかもしれませんね。
それでは、ロッド編はとりあえずここまで。
続いて、リール編はこちらの記事にて。